令和７年度第1回ふくしま広域こころのケアねっと全体会

福島県の被災地域では、医療機関や専門人材、支援団体などの地域資源が不足しているため、医療的ケアや相談には地域外へ出向く必要があります。また、新たな教育施設の開校により帰還した子育て世代や被災者が増えているものの、安心安全な子育て環境の整備が進んでいないため、相談窓口が分かりづらく、専門機関へのアクセスが困難な状況も課題となっています。さらに、新しい環境の下で不安を抱える子どもも多く、家族だけでなく地域住民も含めた地域全体での支援が必要とされています。
今回は、第一部では、被災者への実際の支援事例をまとめた「15の物語」より、親子の事例を取り上げ、被災者が置かれている状況をもとに必要な支援について、ワークショップ形式で意見交換を行います。第二部では、福島県の「子どもを守ろう！見守りサポーター養成事業」より、子どもへの虐待防止プログラム（CAP）を実施いたします。「安心」「自信」「自由」をキーワードに、子どもの権利擁護と虐待防止について学ぶとともに、子育てに悩む家庭や地域の大人が子ども達にどのように関わり、見守りができるかを学ぶ場を提供し、「地域で子どもを見守り育てる」ための体制づくりを目指します。また参加者には、認定証を交付するとともに虐待防止グッズ（オレンジリボン等）を配布します。

【開催日時】 令和7年8月22日（金）12：30～16：00
【開催形態】　対面開催
【会　場　】　CREVAおおくま（大熊町産業交流施設）会議室１A１B
（福島県双葉郡大熊町大字下野上字大野116-5）
【参加費】　　無　料
【定　員】　　先着　30名　(定員に達しましたら、申込みを締め切らせていただきます。）

【参加対象】 ・子育て中の保護者の皆様
・福島県内および被災地で活動する民生児童委員の皆様、自治会長様、住民の皆様
・こころのケアに資する活動を行う民間支援組織の皆様
・自治体・社会福祉協議会・医療福祉関係の皆様
・こころのケアに関心のある住民の皆様、および団体組織の皆様

【申込方法】　下記Googleフォームよりお申し込みください。
お申込みフォーム　　https://forms.gle/NhaSKErrt63qYH2A7
お申込みQRコード

【申込締切日】　　令和7年8月15日(金)

【内　容　】
[第一部] ～物語から学ぼう～
タイトル「つながり・地域・支援・一緒に生きる」
（紹介者）認定NPO法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会 ／相馬広域こころのケアセンターなごみ
センター長 米倉 一磨 氏
[第二部] ～子どもたちの未来を考えるワークショップから学ぼう～
タイトル「安心して子どもを育てるための地域の支えと見守り」
（紹介者）CAPいわき（福島県CAPグループ連絡会）

【お問合せ先】
ふくしま広域こころのケアねっと事務局（一般社団法人ふくしま連携復興センター）
主催：一般社団法人ふくしま連携復興センター
（連携支援グループ コーディネート事業担当）
担当：鈴木（啓）・遠藤・森
Mail：shien@f-renpuku.org
TEL：024-573-2732 FAX：024-573-2733

※この事業は復興庁の被災者支援コーディネート事業の一環として開催します。

「令和７年度第1回ふくしま広域こころのケアねっと全体会」下記よりダウンロードできます
チラシ：令和7年度第1回ふくしま広域こころのケアねっと全体会